デジタルカメラのアフターサービス after-sales service, digital still camera. 2003 4 27
今、日本では、デジタルカメラが大流行しています。
従来のカメラは、フィルムに画像を記録しましたが、
今のデジタルカメラは、クレジットカードの3分の1ぐらいの大きさの磁気カードに、
写真データという画像を記録します。
メリットは、フィルムを買わなくて済むことなのです。
だから、デジタルカメラは、若者に売れています。最近は中高年者までも流行してきました。
失敗した写真データは、その場で、デジタルカメラの小さなディスプレイに表示させて、
磁気カードから消去すればいいのです。
ただし、デジタルカメラが大流行する前提条件があります。
それは、写真データが磁気カードに記録され、保存されていますので、
プリントするには、パソコンとプリンターが必要となるのです。
しかし、パソコンで画像処理ソフトウェアを使うことで、失敗した写真、たとえば、
暗く写ってしまった写真データも明るく修正することができます。
自分で写真データを修正し、プリンターでプリントできるのです。
ちょっとした写真屋さんのようです。こういう楽しみがあります。
しかし、それをめんどくさいと思う人もいます。
そのため、最近は、パソコンを使わなくても、直接、印刷できるプリンターができました。
しかし、これでも中高年者には、使いにくいのです。
わざわざ、2万円か3万円ぐらいするプリンターを買う気がしないのです。
この辺のアフターサービスをメーカーはしていません。
いわゆる、売りっぱなし、というものです。
やはり、中高年には、パソコンとプリンターを駆使しろというのは無理です。
そこで、写真データの入った磁気カードを街の写真屋に持ち込めば、
ちゃんと、プリントしてくれるサービスを充実するべきです。
さらに問題点があります。
磁気カードは、たくさん、写真をとると、いっぱいになってしまいます。
しかし、思い出のある写真データは、残しておきたいものです。
パソコンが使える人は、パソコンで写真データを光メディアに記録できます。
しかし、パソコンの使えない人が困るのです。
そこで、街の写真屋が、持ち込んだ写真データを光メディアに
保存してあげるサービスを充実させるべきなのです。
これで、中高年は安心して、デジタルカメラを使うことができます。
さらに日本では、携帯電話にデジタルカメラを組み込んでしまった商品が流行しています。
これを、デジタルカメラ携帯電話というのか、携帯電話付きのデジタルカメラというのか、わかりません。
とにかく、携帯電話で写真を撮って、友人に写真とメッセージを電話で送ることができるのです。
さらに最近では、携帯電話にビデオカメラをつけたものまであります。